委員会組織と活動
常任委員会
常任委員会は、JILの方向性を定めていく最高意志決定機関です。常任委員は15名おり、各センターの当事者職員から選挙を通じて選出します。
新任常任委員はこちら。
人権委員会
自立生活センターの権利擁護活動には、個別アドボカシーとシステム・アドボカシーがあります。個別アドボカシーとは、例えば、自立支援の現場での行政等交渉や障害者支援施設に送らないための取組み、差別や虐待に立ち向かい調整・交渉をするなど、個別単位において権利を守る取組みです。そして、システム・アドボカシーとは、相模原障害者殺傷事件や強制不妊手術、新型出生前診断に関する問題、また、障害者差別をなくすための地域条例や障害者差別解消法など、変えるべき制度や社会を変えたり、守るべきものを守る取組みのことを言います。
人権委員会では、こうした自立生活センターの権利擁護活動をバックアップし、地元センターと連携して権利擁護活動に取組みます。また、人権委員会が米国から学び、かたち作ってきた「虐待防止ワークショップ」を全国に広げるため、インストラクターとなって「虐待防止ワークショップ」を開催できる障害当事者の育成に取組みます。そして、将来的には各地域ごとに人権問題に関する相談窓口となる人権担当者を配置することを目指します。
委員長
白杉 眞(自立生活センタースリーピース)
副委員長
大川 速巳(静岡障害者自立生活センター)
委員
岡本 直樹(CILふちゅう)
勝又 文博(自立生活センターさっぽろ)
河本 満幸(CIL下関)
高橋美香(遊TOぴあ)
遠藤美貴子(福祉のまちづくりの会)
川﨑良太(自立生活センターてくてく)
福山 陽子(自立生活センターぐっどらいふ大分)
介助サービス委員会
重度の障害を持つ人が、地域で自立して生活するために必要な介助者派遣サービスを、各センターがより良く提供出来るようにするためのシステム作りに励んでいます。「介助サービス・マニュアルPARTⅡ」ができました。介助の仕方やクレーム処理法など、内容が充実しています。ぜひ、ご購入ください。
委員長
中村宏子(CIL松江)
副委員長
塚田芳明(ヒューマンケア協会/ILみなみTama)
山之内 俊夫 (障害者自立応援センターYAH!DOみやざき)
*ブロック選出委員
[東北・北海道ブロック] 崎野剛(CIL青森)
[関東ブロック] 淺川都(自立生活センター・小平)
[中国・四国ブロック] 益本恵子(CIL下関)
[九州・沖縄ブロック] 新垣正樹(北部自立生活センター希輝々)
ピアカウンセリング委員会
ピアカウンセリング委員会では、集中講座・長期講座へのリーダー派遣、リーダー研修や自立生活プログラム体験講座の開催などを通して、障害者の自立支援に欠かすことの出来ないピアカウンセリング・自立生活プログラムの普及を目指しています。
ピアカウンセリングの”ピア”とは仲間という意味であり、ピアカウンセリングとは同じ背景をもつ者同士が対等な立場で、話を聞き合い精神的なサポートを行っていくことです。障害者のピアカウンセリングの場合、障害という背景を共有している人がサポートし合い、抑圧されたもの同士が手をつなぎ、その安心感や快さの中で自己信頼を取り戻していくものです。
くわしくは、こちらをどうぞ。
委員⻑ 井谷重人 (中国・四国 CIL星空)
委 員 和田英人 (東北・北海道 自立生活センター⻘森)
委 員 大渕由理子 (関東 自立生活センター・小平)
委 員 安原美佐子 (関⻄ 自立生活センターあるる)
委 員 高園康文 (九州・沖縄 自立生活センターぶるーむ)
委 員 押切真人 (九州・沖縄 自立支援センターおおいた)
政策委員会
自立生活を支え、広めていくためには、直接支援とともに国レベルでの制度・施策の拡充が不可欠です。近年、日本の障害者政策はめまぐるしく変わってきました。こういった国の動きに対応し、さらに当事者団体として政策提言を発信することが必要です。この委員会では、各種審議会等の動きを追いかけ、最新情報の分析、情報提供と解説、課題整理と政策提言、タイムリーな学習会の開催、必要に応じて全国的な運動の呼びかけなどを行います。
委員長 今村登(STEPえどがわ)
副委員長 佐藤聡(DPI日本会議)
*ブロック選出委員
[関東ブロック] 生井祐介(CILほにゃら)
[関東ブロック] 秋元妙美(CILちょうふ)
[関東ブロック] 山本広次郎(ヒューマンケア協会)
[東海ブロック] 笠原賢二(CILこねくと)
[近畿ブロック] 加古雄一(CILアークスペクトラム)
[近畿ブロック] 岸本慶子(自立生活夢宙センター)
[近畿ブロック] 三井孝夫(自立生活センターリアライズ)
[近畿ブロック] 数矢雄(メインストリーム協会)
[九州・沖縄ブロック] 植田洋平(ヒューマンネットワーク熊本)