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アンケート回答結果
■ 中野選挙区

Q1.<障害者の定義について>
 障害者自立支援法案(以下支援法)での障害児・者の定義は、現行の各障害者福祉法に準じることになり、難病や発達障害者、高次脳機能障害等いわゆる「谷間の障害者」はサービスを使えないことになっています。これに対してどのようにお考えですか。

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Q2.<審査会・非定型の審査について>
 支援法では公平性・中立性・客観性の観点から支給決定のプロセスに障害福祉の専門家で構成される市町村審査会を設け、障害程度区分の2次判定を行うとともに、「市町村が必要があると認めるとき、審査会等に意見を聴くことができる」とされています。これに対し長時間の介助サービスを利用する障害者からは「当事者に会ったこともない審査会の委員に生活を決定されてしまう」との声が強くあります。これに対してどのようにお考えですか。

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Q3.<障害程度区分について>
 障害者のサービスの必要量は心身の状態だけではなく、どのような生活を希望するか、どのような人的・物理的環境で暮らしているかで変わってきます。支援法では心身の状態に基づき障害程度区分を判定し、国庫負担金が決められ、自治体が支給決定する際、必要なサービスであっても財源の保障のない国庫負担金以上のサービスを決定しなくなることが危惧されています。これに対してどのようにお考えですか。

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Q4.<移動介護について>
 移動介護は障害者の社会参加と自立を促進する重要なサービスであり、支援費制度下でも利用が急速に進みました。しかし支援法の中で国の制度として義務的経費で個別給付されるのはごく一部の重度障害者に対してのみです。多くの知的障害者や視覚障害、他の障害者の移動介護はすべて市町村の事業である地域生活支援事業とされ、財源も裁量的経費のままであり、極めて不安定なものです。事業の詳細も市町村に任されることになり、地域格差はさらに広がり、制限の多いものとなります。これに対してどのようにお考えですか。

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Q5.<応益負担について>
 支援費制度を含め障害者施策はこれまで個人の収入・支払う能力に応じて一定の負担をする応能負担のしくみでしたが、支援法では利用したサービスの量によって負担をする応益負担を導入するとされています。低所得者への配慮を講じるとされてはいますが、障害者の所得保障が充分ではない現状から、応益負担の導入については反対意見が根強くあります。これに対してどのようにお考えですか。

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Q6.<公費負担医療について>
 精神障害者が地域の中で生活するためには医療が欠かせません。これを支えているのが精神科通院公費負担医療制度で、本人は5%の自己負担で医療を継続して受けられています。支援法ではこの制度を改変し、本人の負担率を原則1割(一部3割)とするとされています。これに対し、受診の抑制・治療の中断につながるのではないかという懸念が示されています。これに対してどのようにお考えですか。

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Q7.<介護保険について>
 国は介護保険の被保険者。対象者の拡大、(=障害者施策との統合)について平成18年度末までに結論を得るよう検討していくとしていますが、これに対してどのようにお考えですか。

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Q8.<東京都の役割について>
 障害者自立支援法が施行され場合に、東京都内で支援制度より国の費用負担が現行レベルより下がり、これまでのサービス水準を維持しようとすると市町村の単費負担が増える可能性があります。その場合に東京都として何をすべきと考えますか。

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Q9.候補者として障害者政策についてアピールしたいことがありましたらお答え下さい。

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 とりさんのいねむり 各候補者の回答


A1.

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政 党・候補者名
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回答番号 各候補者の回答
公明党
高倉 良生
都議会公明党は、これまで陽のあたらない発達障害や高次脳機能障害などについて都議会で積極的に取り上げ、都の施策に反映させてきましたが、今後とも自立支援法の対象とならない障害者についても、対象とする事について前向きに取り組んでいきます。
民主党
吉田康一郎
すみやかに、これら「谷間の障害者」を法の対象とすべきである。
日本共産党
植木 こうじ
すみやかに、これら「谷間の障害者」を法の対象とすべきである。
自由民主党
高橋 一実
- -
民主党
樋口 裕子
- -
自由民主党
川井 重勇
- -
A2.

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政 党・候補者名
ホームページ
回答番号 各候補者の回答
公明党
高倉 良生
支給決定の公平性、透明性を確保するために、区市町村は必要に応じて審査会の意見を聴くことは必要と考えます。また、審査会に当事者の声を反映させる仕組みは重要と考えます。
民主党
吉田康一郎
「必要がある」時に、「できる」規定である事が、審査会が「意見を述べるに当たって必要がある」ときに、障害者等の意見を聴くことが「できる」規定があること。更に不服審査の規定もあることから、これらを活用することによって、当事者の意見を審査会に反映させていくことができます。
日本共産党
植木 こうじ
障害者の実態にあった支給決定となることがなにより大切です。そのために、審査会は、当事者から要望があれば意見聴取の機会を保障し、専門性をもった委員で構成するなどが必要です。
自由民主党
高橋 一実
- -
民主党
樋口 裕子
- -
自由民主党
川井 重勇
- -
A3.

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政 党・候補者名
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回答番号 各候補者の回答
公明党
高倉 良生
障害程度区分毎に定められる基準額については、区市町村が多額の超過負担を強いられ、サービスの抑制を余儀なくされることのないような、国の財政負担のあり方にすべきと考えています。
民主党
吉田康一郎
障害程度区分毎に定められる基準額を実態に見合ったものとし、国の財政負担、区市町村が超過負担を強いられたり、障害者にとって必要なサービスが抑制されることのないようなものにすべきです。
日本共産党
植木 こうじ
24時間介助を必要とする最重度の障害者にも対応できる障害程度区分を作るべきである。
自由民主党
高橋 一実
- -
民主党
樋口 裕子
- -
自由民主党
川井 重勇
- -
A4.

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政 党・候補者名
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回答番号 各候補者の回答
公明党
高倉 良生
移動介護についてはサービス量の制限にならないよう、国は財源を含め責任ある対応が必要と考えます。
民主党
吉田康一郎
区市町村が主体となって進めることには賛成ですが、区市町村の超過負担がサービス量の制限となることのないよう必要な財源は国が責任を持って措置すべきです。
日本共産党
植木 こうじ
移動介護は障害者の自立生活を支える重要なサービスであり、財源を含め国が責任をもって進めるべきである。
自由民主党
高橋 一実
- -
民主党
樋口 裕子
- -
自由民主党
川井 重勇
- -
A5.

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政 党・候補者名
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回答番号 各候補者の回答
公明党
高倉 良生
低所得者の利用を抑制することのないよう、負担能力を適切に反応した配慮が不可欠です。今回の制度改正が真に障害者の自立を支援するものとなるよう、利用者負担について、きめ細かな軽減措置が必要と考えます。
民主党
吉田康一郎
応益負担は反対ではないが、障害者の所得保障が確立されていない現状では時期尚早である。
日本共産党
植木 こうじ
障害者施策に応益負担のしくみはなじまないので、応益負担は導入すべきではない。
自由民主党
高橋 一実
- -
民主党
樋口 裕子
- -
自由民主党
川井 重勇
- -
A6.

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政 党・候補者名
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回答番号 各候補者の回答
公明党
高倉 良生
精神障害者の通院医療公費負担については、精神障害者が地域で安定的に生活していく上で不可欠な医療的サポートであり、影響が極めて大きいため受診の抑制や治療の中断とならないよう、特段の配慮が必要と考えます。
民主党
吉田康一郎
本人負担率の変更が受診の抑制や治療の中断とならないよう、特に低所得者には十分な配慮が必要です。
日本共産党
植木 こうじ
現行制度の5%負担を維持するべきである。
自由民主党
高橋 一実
- -
民主党
樋口 裕子
- -
自由民主党
川井 重勇
- -
A7.

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政 党・候補者名
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回答番号 各候補者の回答
公明党
高倉 良生
被保険者の範囲拡大及び障害者福祉との統合については、広く国民の理解を得るための十分な議論が必要であり、様々な困難な課題を解決するため十分な準備期間が必要です。
民主党
吉田康一郎
介護ニーズを社会全体で支えるという理念からは被保険者と給付対象者の拡大は、必然の方向性です。介護保険で提供されるのは、障害者福祉施策のうち、介護保険を共通化できる部分だけであり、既存の障害者福祉サービスを減らすものではないことを明確にする必要があります。その上で、身体・知的・精神の3障害の方々、また、難病等もふくめ、日常的に障害のある介護が必要な人たち全てを給付対象とすべきです。
日本共産党
植木 こうじ
障害者施策は社会保険制度にはなじまないので、税でまかなうべきである。
自由民主党
高橋 一実
- -
民主党
樋口 裕子
- -
自由民主党
川井 重勇
- -
A8.

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政 党・候補者名
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回答番号 各候補者の回答
公明党
高倉 良生
都は区市町村が地域の実情に応じて進めるサービス基盤の整備等に対し、積極的に支援していくべきと考えます。
民主党
吉田康一郎
国の費用負担が現行レベルより下がることのないよう、国に対して強く働きかけていくとともに、区市町村にも積極的に支援していくべきです。
日本共産党
植木 こうじ
東京都は積極的に予算支出を含め、区市町村のサービス水準を下げないように主導的役割を果たすべきである。
自由民主党
高橋 一実
- -
民主党
樋口 裕子
- -
自由民主党
川井 重勇
- -
A9.

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政 党・候補者名
ホームページ
各候補者の回答
公明党
高倉 良生
障害者が地域で自立して生活できる社会の実現に向け、地域での生活を支えるサービス基盤を、質量ともに充実していかなければなりません。都が進める障害者地域生活支援緊急3ヵ年プランは、17年度までの計画とされていますが、積極的に基盤整備を進めるために、この3ヵ年プランをさらに延長するとともに、重度障害者に対しても、地域で自立した生活を保証する施策を一層推進していく必要があると考えます。
民主党
吉田康一郎
-
日本共産党
植木 こうじ
石原都政になり、福祉関係は856億円も削減され、身体・知的障害者1あたりの心身障害者福祉日は99年度24万円から03年度には18万6千円まで下がっています。石原都知事は、99年重い障害を持つ人たちの医療施設である府中療育センターを視察した感想として、「ああいう人たちに人格はあるのか」と発言。私、植木こうじは早速、代表質問で発言の撤回と陳謝を求めましたが、日本共産党以外のオール与党は知事のこうした暴言や憲法否定の発言を問題にしません。2人3脚で悪政を進めています。私は障害者と家族のみなさんの参加で、福祉・医療・住宅の確保、グループホームなど施設また就労支援、所得保障などがんばります。
自由民主党
高橋 一実
-
民主党
樋口 裕子
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自由民主党
川井 重勇
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