北部自立生活センター希輝々
センター基礎情報
代表者名 | 新垣 正樹 |
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副代表者名 | |
事務局長名 | |
障害者人数 | 障害者スタッフ 3名 (肢体 2 精神 1 ) |
サービス実施状況
サービス事業名 | 実施状況 | 実施事業名 | 受託状況 |
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相談事業・情報提供 | ○ |
居宅介護 | ○ |
ピア・カウンセリング | ○ |
重度訪問介護 | ○ |
自立生活プログラム | ○ |
同行援護 | - |
自立生活体験室 | ○ |
行動援護 | - |
介助者派遣サービス | ○ |
重度障害者等包括支援 | - |
移送サービス | ○ |
生活介護 | - |
権利擁護 | ○ |
共生型サービス | - |
介護保険指定事業 | - |
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居宅介護支援事業 | - |
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就労移行支援 | - |
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就労継続支援A型 | - |
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就労継続支援B型 | - |
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就労定着支援 | - |
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共同生活援助(グループホーム) | - |
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自立生活援助 | - |
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地域移行支援 | - |
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地域定着支援 | - |
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計画相談支援 | - |
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基幹相談支援センター(委託) | - |
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移動支援(地域生活支援事業) | ○ |
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地域活動支援センター | - |
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重度訪問介護利用者の大学修学支援事業 | - |
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喀痰吸引等の登録研修機関 | - |
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喀痰吸引等の登録特定行為事業者 | ○ |
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障害者虐待防止センター | - |
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福祉有償運送(移送サービス) | - |
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センターの概要
歴史的背景
2002年ピアサポート活動を通して、障害を持っている仲間が集まり、自立生活に希望を抱いた。
自立生活に希望があったが、ノウハウがなかったため近隣の自立生活センターに居るロールモデルの方と繋がり、自立生活センター立ち上げに向けてノウハウを学んだ。
自立生活センターで活動しているメンバーが自分らしく生き生きした生活を送っている姿を見て、主要メンバーで希輝々を2003年5月に発足した。
当センターの理念は障害を持っていても自分らしく輝き、希望にあふれた生活ができる地域社会を作ることである。
その地域を作っていくために地域の仲間や社会との共生をめざした活動を始めた。
活動を展開していく中で、重度の障害を持っている人の自立生活の難しさが課題として浮き彫りになっていった。
そこで、ハードのバリアを取り除くバリアフリー活動や、福祉体験講話を行うことで地域の子どもたちとの触れ合い、障害を持っている人の生活をまず知ってもらう活動を始めた。その後は行政との交渉を重ね介助サービスの24時間確保やアドボカシー活動を重点的に行う現在の活動スタイルとなった。
特色
「楽しさの場から学ぶ」ことを重点にしっかり遊び・しっかり学ぶことで様々な経験を一緒にしていくことを大切にしている。いい経験も大変な経験も一緒に乗り越えるセンターを目指している。
「フィールドトリップILP」毎年9月にはDUSKINと協力しというコバルトブルーの海で、海水浴&BBQ&ビーチクリーン活動を行っている。
こども向け自立生活プログラムである、「子どもふれあい体験」を行うことで、障害のある子とない子が一緒に遊びを通じて触れ合う機会を作り、インクルーシブ教育の実現を目指した取り組みを行っている。
「差別」に対するアンテナを常にはり、障害者差別事例に対して「障害の有無に関わらず平等な権利を持っている」ことを地域に発信している。
後世を担う若手にイベントやピアカン、ILPのロールモデルになれるような働きかけを意識している。
設立以来の運動体としての実績
・平成31年度沖縄県福祉のまちづくり賞
・24時間介助制度の実現
・ホテルのバリアフリーチェック(バリアフリー化実現)
・公共交通機関(バス・UDタクシー)公共施設の環境改善を目指した接遇研修
・小中高大・専門学校の福祉体験講座・自立生活講話
・病床転換型居住系施設制度化廃止に向けた取り組み
・虐待防止ワークショップ
・金銭搾取事例に対する介入
・インクルーシブ教育の推進に向けた活動
・JICA・ダスキン研修生受け入れ
・年間を通して、個別ILPやピアカウンセリング講座
・フィールドトリップILP(年1回開催16回目を迎える)
今度目指すもの
障害者が自分の思う生活ができる社会は、障害の有無に関わらず誰にとっても暮らしやすい社会になるであろう。
障害があるだけで、教育や就労、外出や生活の場、情報保障など、日常生活を送るあらゆる場面で障害を理由に平等に扱われず、拒否されることも少なくなかった。私たちの考える障害とは、その人自身にある機能障害ではなく、障害を持った人を受け入れることができない社会の機能にあると考える。それが、社会的障壁や差別に繋がる。
社会的障壁がなくなり、日本の障害者差別解消法が完全に機能し障害者権利条約が目指す本当の意味での共生社会の実現に向けて我々は活動していく必要がある。
地域に開かれたセンターを目指し、気軽に立ち寄れるセンターづくりや地域生活にこだわり続け地域の方々や全国の仲間と連携し共に、誰もが希望を持って楽しく輝いた自立生活ができるよう応援できるセンターを作っていく。