自立生活夢宙センター
センター基礎情報
代表者名 | 平下 耕三 |
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副代表者名 | 平下 泰幸 |
事務局長名 | 内村 恵美 |
障害者人数 | 障害者スタッフ 11名 (肢体9 視覚1 精神1 ) |
サービス実施状況
サービス事業名 | 実施状況 | 実施事業名 | 受託状況 |
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相談事業・情報提供 | ○ |
居宅介護 | ○ |
ピア・カウンセリング | ○ |
重度訪問介護 | ○ |
自立生活プログラム | ○ |
同行援護 | ○ |
自立生活体験室 | ○ |
行動援護 | - |
介助者派遣サービス | ○ |
重度障害者等包括支援 | - |
移送サービス | - |
生活介護 | ○ |
権利擁護 | ○ |
共生型サービス | - |
介護保険指定事業 | - |
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居宅介護支援事業 | - |
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就労移行支援 | - |
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就労継続支援A型 | - |
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就労継続支援B型 | - |
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就労定着支援 | - |
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共同生活援助(グループホーム) | - |
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自立生活援助 | ○ |
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地域移行支援 | ○ |
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地域定着支援 | ○ |
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計画相談支援 | ○ |
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基幹相談支援センター(委託) | ○ |
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移動支援(地域生活支援事業) | ○ |
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地域活動支援センター | - |
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重度訪問介護利用者の大学修学支援事業 | - |
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喀痰吸引等の登録研修機関 | - |
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喀痰吸引等の登録特定行為事業者 | ○ |
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障害者虐待防止センター | - |
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福祉有償運送(移送サービス) | - |
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センターの概要
歴史的背景
障害者が主体となって運営する団体『童夢(どうむ)KANSAI』(主宰 平下耕三)が母体。健常者との旅行、レクレーション、研修会などを毎月1回開催。これらの活動を通して障害者をエンパワメントしてきた。ことに自主的に個別にピアカウンセリングや集団自立生活プログラム、さらには、各種講座を受講していた会員も多く、自立生活センターの気運を高め、2001年3月、立ち上げ準備会をもち、2002年3月設立集会を開催。代表と仲間5名が4月に本事業所開設、及び市町村障害者生活支援事業を受託。
特色
当センターの理念は「ひとりじゃない仲間がいるから強くも優しくも楽しくも出来るんだ!!」みんなの居場所づくりとIL運動の追及を理念に据え、スタッフ一丸となりチームワークをもって一人でも多くの自立生活者を輩出し、仲間支援であるピアサポート、ONELOVE(交流企画)等、地域コミュニティの活性化へ取り組んでいる。
社会啓発の取り組みとして、社会モデルの普及活動(劇団夢屋の公演)、絵本の出版等を行っている。
アジア志ネットワーク(アジア支援・国際協力)やダスキン・JICA研修生の受け入れなど国際的にも障害者ネットワークづくり等に取り組んでいる。JILと協力して、自立生活運動の価値を発信するための「インディペンデント・リビング」の普及活動にも取り組む。
設立以来の運動体としての実績
1.障大連と連携し、介助制度、街づくり、施設などの生活課題にたいして、積極的に取り組んでいる。定期的な施設訪問やアクセス関西の起ち上げ、24時間介助制度の実現など。
2.障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動の関西実行委員会を組織し、近畿圏のセンターと密に連携をとれる体制を整備した。
3.2.をきっかけにJILの関西ブロック事務局を担うようになった。
4.地域での社会資源開発に向けて、区役所や社協や町内会、関係事業所と連携し、みんなの居場所づくりにつながる住之江区自立支援協議会主催の「すみのえハートスタジアム」「すみのえハートカンパニー」「すみのえを良くする会」等の地域コミュニティの活性化につなぐ。
5.区との街づくりを進めるための委員会やワークショップなどを開催し、自立支援協議会の運営、事務局を担う。
6.地域の街づくりセンターとも連携し、企業や大学、町会などとのつながりを深め、互いのイベントに参加しあう関係を構築した。
今度目指すもの
障害者は保護される人間であるとした社会全体の障害者観を払拭し、IL運動を通して、『どんなに重い障害があっても、地域で「自己選択」「自己決定」「自己責任」を図っていき、あたりまえに地域で自立生活を実践できる人間である』とした障害者観に変えていきたい。また、一人の人間があたりまえの人間として成長できるように、社会環境を整えていくことが大切であり、CILがその役割を担い、一人でも多くの障害者の自立生活確立に向け邁進していく。
「妖怪バリャーをやっつけろ」の絵本制作をきっかけにで、劇団夢屋を旗揚げ、保育所、小学校などへの人権教育、「社会モデル」の普及に力を入れる。
また、日本以外のアジア(韓国、台湾、モンゴル、ネパール、パキスタン、カンボジア)、ダスキン・JICA研修生の受け入れなどとアジア志ネットワークを拡大し、国や文化の垣根を越えた交流をはかり、共にIL運動を追及していく。