NPO沖縄県自立生活センター・イルカ
センター基礎情報
代表者名 | 長位 鈴子 |
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副代表者名 | |
事務局長名 | ツァイ・スーファン |
障害者人数 | 障害者スタッフ 12名 (肢体 8 視覚 1 聴覚 1 精神 1 知的 1 発達 1 ) |
サービス実施状況
サービス事業名 | 実施状況 | 実施事業名 | 受託状況 |
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相談事業・情報提供 | ○ |
居宅介護 | ○ |
ピア・カウンセリング | ○ |
重度訪問介護 | ○ |
自立生活プログラム | ○ |
同行援護 | - |
自立生活体験室 | ○ |
行動援護 | - |
介助者派遣サービス | ○ |
重度障害者等包括支援 | - |
移送サービス | ○ |
生活介護 | ○ |
権利擁護 | ○ |
共生型サービス | - |
介護保険指定事業 | ○ |
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居宅介護支援事業 | ○ |
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就労移行支援 | - |
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就労継続支援A型 | - |
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就労継続支援B型 | - |
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就労定着支援 | - |
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共同生活援助(グループホーム) | - |
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自立生活援助 | - |
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地域移行支援 | ○ |
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地域定着支援 | ○ |
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計画相談支援 | ○ |
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基幹相談支援センター(委託) | ○ |
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移動支援(地域生活支援事業) | ○ |
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地域活動支援センター | - |
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重度訪問介護利用者の大学修学支援事業 | - |
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喀痰吸引等の登録研修機関 | ○ |
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喀痰吸引等の登録特定行為事業者 | ○ |
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障害者虐待防止センター | - |
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福祉有償運送(移送サービス) | ○ |
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センターの概要
歴史的背景
1995年10月、一人の重度障碍者が半ば強引に国立病院を抜け出し地域で自立生活を始めた。24時間介助を必要とする障碍者の自立はおそらく県内では初めてのケース。そんな彼に支援の輪が広がり、やがてイルカの前身にあたる小さな集団が築かれていった。彼に行動に刺激され、次々と自立を意識し彼に続くものが現れる。10年の歴史は長く険しい道のりでもあったが、現在は地域や行政の信頼も得、数少ない当事者団体として注目されている。
特色
温暖な気候に恵まれた南国沖縄は本土からの移住者も多く、観光に訪れる障碍者も年々その数を増やしている。のんびりと陽気で気さくな人間が集まったイルカの拠点には、作業所、支援事業、ヘルパー事業所、ピープルファーストハイビスカスなどが混在し、様々な人種が入り乱れて日々自立生活について?論じている風景は活気に満ちている。
設立以来の運動体としての実績
・筋ジス病棟から地域に出て自立生活をスタートする時の介護保障制度交渉
・特別支援学校生徒の就業体験の受け入れ、自立生活体験、ILP
・車イス使用者が路線バスを使用したり、新人運転手の研修の講師になることで公共交通機関の拡充を図ってきた。
・重度心身障害、知的障害、精神障害などの自立が難しいとされてきた人たちの自立の模索
・インクルーシブ教育の推進に向けた動き
・県障害のある人もない人も共に暮らしやすい社会づくり条例の制定
・子どもたちに向け、絵本の読み聞かせ、運動会、交流広場、駄菓子屋などの開催による働きかけ。
今度目指すもの
重度心身障害、医療ケア、知的障害などの自立が難しいとされてきた人たちが地域での自立生活をあたりまえに選択できるようにするための制度交渉、資源開拓、環境整備を行い、そのノウハウを全国に広めていく。