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2024年度オンラインシンポジウム〈知的障害者の自立生活 これまでとこれから〉

知的障害者の自立生活に関するオンラインシンポジウム開催のお知らせ

知的障害のある人の自立生活を考える会主催による2024年度オンラインシンポジウム「知的障害者の自立生活 これまでとこれから」が開催されます。本シンポジウムは、知的障害のある人が他の人々と同様に、自分の住む場所や共に生活する人を自由に選択できる社会の実現を目指して開催されます。
当会は2017年より、知的障害のある人の地域での自立生活を支援するため、全国各地の実践事例の共有や関係者のネットワークづくりに取り組んできました。

開催概要
日時:2025年3月1日(土)13:00-16:30(予定)
形式:オンラインウェビナー
参加費:カンパ制
情報保障:パソコン文字通訳(パソコン文字通訳者会ユビキタス)
     手話通訳(ミライロ)※Zoomの手話ビュー使用予定

プログラム内容
第一部:「重度訪問介護の対象拡大から10年——これまでを振り返る」
2014年から開始された重度訪問介護の重度知的障害者への対象拡大について振り返ります。この10年間で利用者数は4倍(316人から1250人)に増加し、多くの方々が自分らしい生活を実現してきました。DPI日本会議副議長の尾上浩二氏をお招きし、制度改革の経緯や今後の展望についてお話しいただきます。
第二部:「自立生活の運動はいまどこに? 支援のコーディネーターが語り合う」
知的障害のある人の自立生活を支えるコーディネーターたちが、現場での実践や課題について意見を交換します。制度化されていない支援の調整役として、どのような役割を担い、どのような課題に直面しているのか、今後の展望も含めて議論します。

登壇者プロフィール
・尾上浩二氏(DPI日本会議副議長)
1960年大阪生まれ。46年にわたる障害者運動の経験を持ち、バリアフリーや介護保障の分野で活躍。現在は内閣府障害者施策アドバイザーも務める。
・岡部耕典氏(早稲田大学)
福祉社会学・障害学が専門。重度訪問介護を利用する知的障害のある息子を持つ立場から、障害者福祉政策の研究と提言を行う。
・田中恵美子氏(東京家政大学)
障害者の自立生活、結婚・子育てなど、地域での暮らしに関する研究者。NPO法人での支援経験も持つ。

グループ視聴について
本シンポジウムは、グループでの視聴を推奨しています。職場や地域の仲間と一緒に視聴し、意見交換を行うことで、より深い学びの機会となることが期待されます。特に、オンライン参加に不慣れな方々のサポートとして、グループでの参加をご検討ください。

後援:
全国手をつなぐ育成会連合会
NPO法人東京都自閉症協会
NPO法人全国自立生活センター協議会
NPO法人DPI日本会議
NPO法人自立生活センター小平
全国障害者介護保障協議会
昭和音楽大学
※お申し込みやその他詳細については、主催団体までお問い合わせください。

詳細情報・申し込み方法
詳しい情報は主催団体のホームページをご覧ください。
https://jirituseikatu.jimdofree.com/2025.03.01/

お申し込みは以下のURLから受け付けています。
https://everevo.com/event/89436

 

広報用 シンポジュウムチラシ